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[社会]

ホーチミン:新型コロナ防疫強化 北部の市中感染拡大で危機感

2021/01/29 16:47 JST更新

(C) Tuoi Tre
(C) Tuoi Tre
 ホーチミン市人民委員会(市役所)のボー・バン・ホアン副主席は28日午後に開かれた会議で、東北部地方クアンニン省と北部紅河デルタ地方ハイズオン省で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染者が相次いで確認されたことを受け、市内各レベルの保健機関に対し、防疫を強化するよう求めた。

 同氏はこの席で、「このままではホーチミン市まで感染が広がる可能性が極めて高い」と警鐘を鳴らし、早急に防疫を強化する必要があると説いた。

 ホーチミン市保健局は、国内1553人目の感染者となったクアンニン省バンドン国際空港の男性職員の濃厚接触者として7人を特定し、隔離措置を適用した。

 このうち6人(5区在住2人、10区在住2人、タンフー区在住1人、6区在住1人)は19日、1553人目の感染者が参加したクアンニン省ハロン市のホテルでのビジネスカンファレンスに出席。残る1人(9区滞在)はバンドン国際空港の職員、ただし職場は異なる。7人は1回目の検査で、いずれも陰性判定となっている。また、7人の接触者42人も既に隔離措置を受けている。

 なお、濃厚接触者3人が働いていた10区タインタイ(Thanh Thai)通りのオフィスビルは消毒作業などのため、1月29日から3日間、営業中止することになった。 

[Tuoi Tre 18:47 28/01/2021  U]
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