新型コロナ陽性の不法入国者の同行者が陽性、ホーチミン [社会]

　ホーチミン市保健局は28日午前、同市5区9街区スーバンハイン(Su Van Hanh)マンション在住の男性(23歳)が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにした。この男性は、26日に感染が発表された1440人目の感染者である不法入国者の男性(32歳)と接触があった。

　新たに陽性と判明した男性は、27日に5区の集中隔離施設で検査を受け、同日午後に陽性の結果が出た。現在はクチ郡仮設病院に入院中で、容体は安定しているが、鼻づまりや咳・痰の症状があるという。

　この男性は、1440人目の感染者の男性とともにミャンマーからタイとカンボジアを経由してベトナムに不法入国したという。不法入国した地点は明らかになっていない。

　スーバンハインマンションのB棟は27日夜から封鎖されている。マンション管理委員会によると、様子を見ながら少なくとも2日間は封鎖を続ける予定だという。

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