[社会]
ホーチミン:韓国系企業のオフィスにバラバラ遺体、韓国人社長を逮捕
2020/12/01 14:21 JST更新
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ホーチミン市7区タンフン街区にある韓国系企業「クリエイタ・ベトナム(Creata Vietnam)」のオフィスで27日、バラバラに切断された男性の遺体が見つかった。ホーチミン市警察は翌28日、同社の韓国人社長で、7区のマンション「ガーデンプラザ・フーミーフン(Garden Plaza Phu My Hung)」在住のチョン・インチョル容疑者(男・35歳)を殺人容疑で逮捕した。
殺害されたのは、容疑者の友人である韓国人のハン・トンドクさん(男性・33歳)。
捜査結果によると、チョン容疑者は今回の事件の現場となったタウンハウスを2018年から借り、同社の本社として使用していた。ビジネスは順調に行かず、容疑者はハンさんに多額の借金をしたものの返済をしていなかったため、2人の間でトラブルが発生していた。
容疑者は26日、ハンさんをオフィスに誘い、麻酔を混入させたビールを飲ませて殺害。遺体はペンチや鋸でバラバラにし、黒いビニール袋に詰めてスーツケースに入れ、オフィス1階のトイレに放置した。その後、ハンさんが運転してきた車に乗って逃走した。
オフィスの大家が27日に物件の様子を確認した際に問題のスーツケースを発見し、警察に届け出た。容疑者は28日午後1時50分ごろ、知人が住む2区のマンション「マステリ・タオディエン(Masteri Thao Dien)」に身を隠しているところを発見・逮捕された。
[Tuoi Tre 13:28 29/11/2020, A]
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