[社会]
ホーチミン市人民委員会庁舎、国家級遺跡に認定
2020/11/10 13:11 JST更新
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文化スポーツ観光省はこのほど、ホーチミン市1区にある同市人民委員会庁舎と、トゥードゥック区にあるリンドン寺院を国家級芸術建築遺跡に認定した。同市文化スポーツ局が明らかにした。
歩行者天国グエンフエ(Nguyen Hue)通りの端に位置するホーチミン市人民委員会庁舎は、1898年から1909年にかけて建設されたフレンチコロニアル様式の建造物。フランス人建築家ギャルドが設計を、また画家リュフィエが内外装の装飾とレリーフのデザインを手掛けた。
かつての名称はフランス語が「オテル・ド・ヴィーユ(Hôtel de ville、『市庁舎』の意)」、ベトナム語が「ジンサータイ(Dinh Xa Tay、『フランスの市庁舎』の意)。その後、ベトナム共和国時代から「サイゴン市庁舎」、サイゴン陥落後の1975年からは「ホーチミン市人民委員会庁舎」と称されている。
[Thanh Nien 06:22 05/11/2020, A]
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