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[社会]

ホーチミン:中心部でシェアサイクル導入を提案、1区と3区に43か所

2020/10/07 15:01 JST更新

(C) Vnexpress
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 ホーチミン市交通運輸局はこのほど、市内中心部での公共自転車(コミュニティサイクル)サービスの導入案を同市人民委員会に提出した。

 同局の案では、市内中心部43か所にサイクルポートを設置し、約400台の公共自転車を配置するとしている。サイクルポートは1区の歩道やバス停、3区のディエンビエンフー(Dien Bien Phu)通りとボーティサウ(Vo Thi Sau)通りなどに設置する。バス停に近く、利用者にとって利便性の高い場所に設置し、自転車の台数は各10~20台を予定している。

 自転車はスマートシェアシステムで管理される。利用者はアプリ「モバイク(Mobike)」をダウンロードすると現在地から一番近いサイクルポートを検索できる。自転車はGPS機能を搭載しているほか、施錠はスマートフォンなどの端末の2G・3G・4G(第2・3・4世代移動通信システム)、Bluetoothとリンクし開閉する。

 利用料は30分5000VND(約23円)、1時間1万VND(約46円)で、アプリの利用者登録時にクレジットカード情報を登録してカード引き落としとなる仕組み。

 市内では以前からシェアサイクルやシェアバイク事業への参入について多数の事業者が意欲を示しており、2017年には同市交通運輸局も1区での導入に向けて研究調査に乗り出した。2018年には大学のキャンパスが集まるトゥードゥック区の大学村でスマートシェアサイクルを試験展開したが、広く利用されるまでには至らなかった。 

[Vnexpress 05:00 4/10/2020, T]
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