[社会]
スクールバス車中置き去り死亡事故、控訴審で被告3人減刑
2020/08/13 14:18 JST更新
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2019年8月6日にハノイ市カウザイ区にある小中一貫校「ゲートウェイ(Gateway)」のスクールバスで登校した6歳男児がバスの中に置き去りにされ死亡した事件の控訴審で、同市人民裁判所は11日、減刑を求めていた被告3人に判決を下した。
同校生徒管理担当のグエン・ビック・クイ被告(女・56歳)は禁固21か月(一審判決:禁固24か月)、運転手のゾアン・クイ・フィエン被告(男・54歳)は禁固10か月(同:禁固15か月)の判決を言い渡された。いずれも過失致死罪に問われていた。
民事上の賠償について裁判所は一審判決を支持し、クイ被告、フィエン被告、フィエン被告が勤めていた輸送業者に対し、遺族に2億4900万VND(約115万円)ずつを支払うよう命じた。
男児のクラスの担任教諭で、責任を果たさず甚大な被害をもたらした罪に問われていたグエン・ティ・トゥイ被告(女・29歳)は執行猶予付き禁固12か月(同:禁固12か月)の判決を言い渡された。
同事件は2019年8月6日に発生した。当時小学1年生のL・H・L君(同区在住)がスクールバスの中に9時間も置き去りにされた末、同日午後4時30分の下校時間に発見されたが、病院で死亡が確認された。事故の原因となったのは、クイ被告とフィエン被告が車内を確認せずに施錠したことに加え、トゥイ被告が出席確認をきちんと行わなかったことだった。
[Tuoi Tre 09:59 11/08/2020 / VnExpress 17:58 11/8/2020, A]
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