[社会]
「ベトナムのハッカー集団が中国から新型コロナ情報窃盗」外務省が否定
2020/04/27 03:20 JST更新
(C) zingnews |
「ベトナム政府がバックアップしたハッカーグループが、中国機関から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報を盗むためハッキングを行った」との海外の報道について、外務省のゴ・トアン・タン副報道官は23日午後に開かれたオンライン記者会見で「事実無根」として真っ向から否定した。
英国のロイター通信(Reuters)がこれに先立つ22日に報じたところによると、米国に本拠を置くサイバーセキュリティ・ソリューション・プロバイダー「ファイア・アイ(FireEye)」が、ベトナムから支援を受けたハッキンググループ「APT32」が世界各国の政府と企業に対しサーバー攻撃を継続的に行い、中でも1月に新型コロナウイルス感染症対策に当たっていた中国・武漢市当局をはじめとする中国機関に対しサイバー攻撃を行ったと明らかにしたという。
しかし、タン副報道官は「(ファイア・アイの指摘は)根も葉もない全くのデマ」と断固として否定すると共に「ベトナムでは2018年からサイバーセキュリティ法(2019年1月1日施行)が整備され、如何なる方法を問わず個人・組織に対しサイバー攻撃を禁止している」と述べた。
同氏はこれを踏まえ、「サイバー攻撃の取り締まりで世界各国と協力していくことを望む」とした。
[VnExpress 16:48 23/4/2020 / Zing 15:54 23/04/2020, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。