米政府、ベトナムの新型コロナ対策に450万USDを援助 [社会]

　在ベトナム米国大使館は16日、米政府がベトナムの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に約450万USD(約4億8400万円)を援助すると明らかにした。

　米外務省と米国国際開発庁(USAID)は、COVID-19対策にあたっている世界の多国間組織や非政府組織(NGO)に総額5億0800万USD(約546億円)の医療・人道・経済緊急支援をすることを表明している。ベトナム政府には、同国の検査システムの整備や技術的サポート、リスクコミュニケーションの強化などを支援するため、約450万USDを補助する。

　米国大使館によると、米政府は過去20年間にわたってベトナムを支援するため累計18億USD(約1940億円)を援助しており、このうち7億0600万USD(約759億円)が医療分野向けとなっている。

　ハー・キム・ゴック駐米ベトナム大使は、16日に開かれた米国商工会議所(USCC)のマイロン・ブリリアント副会頭とのオンライン座談会で、COVID-19はかつてない試練だが、国境を超える問題に共に取り組む国際協力を推進し、パートナーシップを強化する機会になるとの認識を示した。

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