[社会]
新型コロナ便乗の法輪功布教、ハティン省で相次ぎ摘発
2020/04/08 06:25 JST更新
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北中部地方ハティン省ホンリン町(thi xa Hong Linh)警察は6日午後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に便乗して法輪功の布教活動を行ったとして地元女性2人に罰金処分を科した。
罰金を科されたのは、ナムホン街区(phuong Nam Hong)在住のT・T・Hさん(63歳)とL・T・Hさん(60歳)の2人。いずれも行政処分として150万VND(約7000円)の罰金を科された。
2人は、「法輪功は新型コロナウイルスも治す万能療法」などと根拠のない宣伝文句を謳いながら資料を配っていた。地元住民からの通報を受けて捜査に乗り出した警察が2人を特定し、布教活動に使用するとみられる多くの資料を押収した。
これに先立ち、キーアイン町(thi xa Ky Anh)警察も、別の女性(61歳、カンロック郡=huyen Can Loc在住)が医療マスクとともに法輪功の布教資料を配っていたところを発見して摘発していた。
法輪功(ファールンゴン、法輪大法)とは、中国の伝統的な健康法である気功を、李洪志が1992年に公にした気功修練法およびその団体のこと。法輪功は、1999年より中国当局により邪教と定められている。
[Tuoi Tre 22:45 06/04/2020 U]
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