19-20年度教育計画、再調整の可能性を示唆―教育訓練省 [社会]

　教育訓練省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による休校措置が長引いている影響を考慮し、状況に応じて2019-2020年度の教育計画を再び調整する可能性を示唆した。

　教育計画の再変更に伴い、高校卒業兼大学入学統一試験(国家統一試験)の時期もさらに延期するが、具体案はまだ明らかにされていない。

　ただし、各省・市が3月16日から学校を再開する場合、2月下旬に発表した調整計画は変更しない。同計画では、2019-2020年度の教育計画が以下のように変更されている。

◇学期終了時期について、6月28日までに後期を終了、6月30日までに学年度を終了(変更前は5月25日までに後期終了、5月31日までに学年度終了)。
◇小学校課程修了および中学校卒業認定の時期を当初の6月15日から7月15日に変更。
◇高校1年生の募集締切を当初の7月31日から8月15日に変更。
◇国家統一試験の実施を通常より1か月遅い7月23日～26日に変更。

　なお、ベトナム国内の学校では、テト(旧正月)明けの2月3日から新学期が始まる予定だったが、新型コロナウイルスへの懸念から全国各地で休校措置が適用されている。

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