ベトナム航空、短距離ルートの機内サービス再開 [社会]

　ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防措置として、運航時間2時間半未満の国内線・国際線での機内食・飲料などの機内サービスを見合わせてきたが、ベトナムでの感染防止措置が一定の成果を収めていることから、これらの機内サービスを再開すると発表した。

　ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスでは、従来通り温かい食事と飲み物、機内エンターテインメントなどのサービスおよび新聞の提供も再開する。エコノミークラスでは、ボックス入りサンドイッチと飲料水とともに、朝・昼・夜のスナックとしてあらかじめ包装された菓子を提供する。

　サービス再開の対象となる路線は以下の通り。このほかの国際線は、COVID-19の流行中も通常通りの機内サービスを提供している。

＜国内線＞
・ハノイ～ホーチミン/カントー/フーコック線
・ホーチミン～ハイフォン/バンドン線

＜国際線(運行時間2時間半未満)＞
・ハノイ～ビエンチャン/シェムリアップ/プノンペン/バンコク/ミャンマー/マレーシア/高雄線
・ホーチミン～ビエンチャン/シェムリアップ/プノンペン/バンコク/ミャンマー/マレーシア/シンガポール/香港線

　ベトナム航空は乗客に対し、空港に到着した際や搭乗する際に定期的に手を洗うほか、保健省の指示に従い、医療用マスクと手袋を使用するなどの予防措置をとるよう呼び掛けている。

　また、人と人との接触を最小限に抑えるため、チェックイン手続きはウェブチェックインや空港でのキオスクチェックイン、テレフォンチェックイン、インタウンチェックインなどの利用を推奨している。

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