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[社会]

ホーチミン:「春」象徴、桜のようなモモイロノウゼンが見ごろ

2020/02/08 06:26 JST更新

(C) zing
(C) zing
 ホーチミン市のボーバンキエット(Vo Van Kiet)通りやボーティサウ(Vo Thi Sau)通り、ディエンビエンフー(Dien Bien Phu)通りなどではこのところ、4~6月に咲く季節の花で日本の桜にも似た「モモイロノウゼン(ベトナム語:Hoa ken hong)」が満開となり、行き交う人々を魅了している。

 モモイロノウゼンは鮮やかなピンク色の花をつけるノウゼンカズラ科の植物で、「ピンクテコマ」や「キダチベニノウゼン」などの別名がある。メキシコから南米北部に分布し、エルサルバドルでは国花として親しまれている。ホーチミン市では2009年から試験的に植樹されている。

 モモイロノウゼンの花はわずか3~4日で儚く散ってしまう。淡いピンク色の花が似ていることから「サイゴンの桜」と呼ばれているほか、試験や別れが近付く季節に咲くことから学生たちの間では「学生の花」ともされている。

 モモイロノウゼンについては、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「モモイロノウゼン / Kèn hồng~ベトナム花図鑑(5)~」を参照。 

[Zing 12:10 07/02/2020, A]
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