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[社会]

ホーチミン:ギャングの襲撃で腕切断の露店主、5週間治療の末に死亡

2019/10/11 06:16 JST更新

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 ホーチミン市警察が10月9日に発表したところによると、同市3区4街区のカオタン通り(duong Cao Thang)の路上で8月28日午後に発生したギャングによる露店主襲撃事件で、左腕を切り落とされた被害者N・H・Sさん(男性・47歳、10区在住)が5週間にわたる治療の末に死亡した。

 Sさんは事件発生後に、出血多量の状態でビンザン病院に救急搬送。整形外傷病院の医師らも加わり、4時間にわたる手術の末にSさんの腕は無事に縫合されたが、その後、多臓器不全に陥ってしまい、集中治療の甲斐もなく、5週間後に息を引き取った。

 警察の調べによると、客として訪れたファム・フォン・チュン容疑者(男・37歳、3区在住)とSさんの間で言い争いになり、興奮したチュン容疑者が電話で仲間5人を呼び出し、集団でSさんを暴行した末、うち1人が刃物でSさんの左腕を切り落として現場から逃走した。

 警察はSさんを襲ったギャング6人中5人を既に特定しており、レ・ゴック・フン容疑者(男・45歳、3区在住)とその息子レ・トゥアン・アイン容疑者(18歳)の2人を逮捕した。チュン容疑者も含めた残る4人については、引き続き行方を追っている。 

[Nld 10:48 09/10/2019 U]
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