[社会]
6歳女児への集団性的暴行疑惑、麻薬中毒の父親の作り話と判明
2019/08/27 05:01 JST更新
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北中部地方ゲアン省ビン市に住む6歳の女児が父親の友人らから性的暴行を受けたとの疑惑について、同省公安局長グエン・フウ・カウ少将はこのほど、事件が女児の父親の作り話だったことを明らかにした。
カウ少将によると、女児の父親であるグエン・タイン・チュン容疑者(26歳)は売春婦のAさん(15歳)の常連客でAさんとの結婚を望んでいたが、嫉妬深く、盗聴などによりAさんを監視していた。
チュン容疑者は6月19日、用事があったため娘を市内のホテルに連れ行き、Aさんに預けた。その後、娘の便通が良くないことをきっかけに「娘が性的被害に遭った」として警察に被害を届け出た。Aさんを告発するためにインターネットに投稿された女児の動画も、父親が演技を指導していたことが確認されている。
女児の性器の検査でも、女児は性的虐待を受けていないことが確認された。チュン容疑者は話を捏造したことを認めており、刑事法第329号に触れ「18歳未満の者を相手にした買春容疑」で逮捕されて捜査を受けている。
チュン容疑者は麻薬中毒者で地元でも悪名が高く、人の腕を切り落としたこともある。しかし、被害者が責任追及をしないことを希望したため、裁判には至らなかった。
ゲアン省警察は、チュン容疑者の実姉など複数の人物が話の捏蔵に関与していたとして、捜査対象を拡大する形で捜査を進めている。インターネットショップを運営する実姉は、ショップに注目を集めるためにこの芝居を演出していたという。
[Tuoi Tre 22:32 22/08/2019 / Vietnamnet 20:22 22/08/2019, A]
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