戦闘中行方不明の米軍人、遺骨727柱が母国に返還 [社会]

　ベトナム行方不明者捜索事務所(VNOSMP)は23日、米国防総省捕虜・行方不明者調査局(DPAA)と協力し、南中部沿岸地方ダナン市のダナン国際空港で第150回米軍遺骨返還式典を行った。

　これに先立ち、ベトナム人と米国人から成る捜索隊は5月9日から6月23日にかけて、東北部地方クアンニン省、紅河デルタ地方ビンフック省、北中部地方クアンビン省、同トゥアティエン・フエ省、南中部沿岸地方クアンナム省で発掘を行い、作戦行動中行方不明(Missing In Action＝MIA)の米軍人の遺骨1柱を発見・収容した。

　越米両国は1985年からこれまでに、ベトナム戦争時代の戦闘中に行方不明となった米軍人の遺骨727柱を発見・収容し、米国に返還している。

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