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[社会]

ベトナム最年少准教授、米国最難関大学の教授に任命

2019/04/23 04:14 JST更新

(C) dantri
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 ハノイ医科大学予防医学・公共医療研究所のチャン・スアン・バック准教授はこのほど、米国メリーランド州ボルチモアにあるジョンズ・ホプキンス大学の教授(兼任)に任命された。同氏は1984年生まれの35歳で、同大学で最も若い教授の一人となる。

 同氏は2011年にカナダのアルバータ大学で博士号を取得。2017年には同大学のスタートアップ賞を受賞している。また、2018年にはドイツ国立科学アカデミー・レオポルディーナ傘下のグローバルヤングアカデミーの理事会役員に選ばれるなど、医療分野で国際的に活躍する経験豊富な研究者だ。主な研究分野は、医療技術の費用対効果評価など。

 ジョンズ・ホプキンス大学は1876年に設立された私立大学で、世界屈指の医学部を持つ米国における最難関大学の一つ。世界初の研究大学院大学であり、世界最古の公衆衛生大学院を有している。英国のタイムズ・ハイアー・エドゥケーション誌が発表した2019年のTHE世界大学ランキングでは12位にランクインしている。

 バック氏は現在、ベトナムで最も若い准教授の一人としても知られている。同氏はこれまでに国内外の数々の賞に輝いており、ジョンズ・ホプキンス大学傘下の国際エイズ研究センターから表彰されたり、「2016年度のベトナムの顔」にも選出されたことがある。 

[Hồng Hải Dantri 19/04/2019 - 08:24 U]
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