[社会]
ホーチミン:サイゴン動植物園でワラビーとタンチョウが初公開
2018/07/26 04:25 JST更新
(C) Thanh Nien |
ホーチミン市1区にあるサイゴン動植物園で21日、オランダから来園したワラビー6頭とタンチョウ3羽が公開された。ワラビーとタンチョウは1か月ほど前に来園し、新しい環境への適応期間を経てこの度の初公開に至った。
150年以上の歴史を持ち世界最古の動物園の1つにも選ばれている同園は、動植物の飼育・植栽のほか多数の絶滅危惧種の研究・保護もしており、毎年国内外から数百万人が訪れている。
現在、同園では135種類1100個体を飼育しているが、ワラビーとタンチョウが飼育されるのは今回が初めて。ワラビーはフクロネズミ目カンガルー科に属し、オーストラリアの森林や岩地、草地など広域に生息する。体はカンガルーに比べて小さく、尾も短い。ワラビー園ではワラビーに至近距離まで近づくことができ、公開初日にはワラビーにニンジンを手渡しできるエサやり体験に歓声をあげる子供たちで賑わった。
タンチョウは鳥綱ツル目ツル科に属し、日本や韓国、中国に生息し越冬する鳥類。頭頂が赤く、縁起の良い鳥として知られる。絶滅危惧種に登録されていることから、タンチョウの購入や輸入は極めて難しいとされている。
[Le Cong Son, Thanh Nien, 13:35 21/07/2018, T]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。