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[社会]

ホーチミン:新たな小児病院が竣工、国内初の小児がん放射線治療も

2018/06/12 05:14 JST更新

(C) tuoitre
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 ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市ビンチャイン郡タンキエン村でホーチミン市小児病院の竣工式を行った。竣工式には、グエン・タン・ズン前首相、レ・タイン・ハイ元ホーチミン市共産党委員会書記、グエン・ティ・キム・ティエン保健相らが出席した。

 同病院の用地面積は12.47haで、投資額は4兆5000億VND(約215億円)。病床数1000床、臨床および準臨床検査室10室を有し、市内の第1・第2小児病院における患者の飽和状態の緩和や南西部地方の患者に対する適切な医療サービスの提供に寄与することが期待されている。

 また、国内で初めて膜型人工肺(Extra Corporeal Membrane Oxygenation=ECMO)を導入しているほか、ハイブリッド手術設備やMRI、256スライスのCTスキャナを設置。国内の小児病院として初めて放射線治療科を設け、小児がん患者に放射線治療を実施することが可能となっている。

 同病院は2017年1月初めに開業しており、現在では毎日1200~1300人の患者の診察を受け入れているほか、入院患者数は350~400人となっている。同病院はホーチミン市における2020年までの医療ネットワークプロジェクトの一環として展開されているタンキエン高技術医療区内に建設された病院の1つで、国内初の小児医療に関する技術発展に特化した病院となっている。 

[Tuoi Tre, 09:00 (GMT+7) 01/06/2018, A]
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