[社会]
「南シナ海は中国領」Tシャツ着用の中国人団体を摘発、カムラン国際空港
2018/05/16 05:38 JST更新
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南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港国境検問所警察は13日23時20分ごろ、ベトナムの領有権を侵害する中国地図を印刷したTシャツを着用している中国人観光客14人を発見、処分した。
中国陝西省西安市を出発した中国人らは、ベトナムの旅行会社が催行するツアーに参加しカインホア省ニャチャン市を観光するため、同空港で入国手続きを行っていた。
問題のTシャツには、中国が南シナ海全域の領有権を主張するため地図上に引いている破線「九段線」が印刷されていた。九段線は、U字線または牛舌線とも呼ばれ、ベトナムの領海を含めた南シナ海全域を囲んでいる。
警察は中国人らに対して入国手続きを一時停止し、問題のTシャツ14枚を没収した。中国人らは事情聴取で「中国の市場で買った」と述べている。
カインホア省当局は、処分を徹底すべく監視カメラのデータを摘出して裏付け捜査を進めている。
[Vnexpress, 14/5/2018, 16:54 (GMT+7), A]
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