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[社会]

ホーチミン:区人民委主席で元同市トップの息子、女性関係で処分

2018/04/20 04:25 JST更新

(C) tuoitre
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 ホーチミン市12区共産党委員会常務部はこのほど、「党員に求められる規律を守らなかった」として、ホーチミン市共産党委員 兼 12区共産党員会委副書記 兼 12区人民委員会主席のレ・チュオン・ハイ・ヒエウ氏(37歳)にけん責処分を科した。

 ヒエウ氏は未婚にもかかわらず交際女性との間に子供をもうけたが、それを報告しなかったという。相手女性が未婚か既婚かは明らかにされていない。

 ヒエウ氏はホーチミン市法律大学の商法学部を卒業後、2005年から2007年まで同市共産党委員会のプログラムにより公費で米国へ留学し、経営管理の修士号を取得。帰国後、1区ベンタイン街区共産党委員会書記、同街区人民委員会主席、1区人民委員会副主席および同区共産党委員会副書記などを歴任した。

 ベンタイン街区人民委員会主席の任期中、指紋によって住民を管理する電子ソフトウェアを導入するという行政手続き改革を提案し、名声を得た。2015年には34歳の若さで同市12区の人民委員会主席 兼 共産党委員会副書記に就任し、異例の昇進で話題となった。

 なお、ヒエウ氏は同市元共産党委員会書記であるレ・タイン・ハイ氏の息子、かつ元国家副主席であるチュオン・ミー・ホア女史の甥として知られている。 

[Tuoitre等, 17/04/2018 17:05 GMT+7, A]
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