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[社会]

ベトナムニュートリノ物理グループ設立、日本人専門家4人が参加

2017/07/20 05:06 JST更新

(C)Thanh nien,Hoang Trong
(C)Thanh nien,Hoang Trong
 フランスのミートベトナム協会(Meet Vietnam Association)と南中部沿岸地方ビンディン省人民委員会は17日、同省クイニョン市にある学際科学教育国際センター(ICISE)で、学際科学教育研究所(IFIRSE)ベトナムニュートリノ(素粒子の一種)物理グループの設立式を開催した。

 式典では、ミートベトナム協会と同省人民委、クイニョン大学、またニュートリノ分野の4人の日本人専門家が協力覚書に署名した。日本人専門家は、◇中家剛氏(京都大学物理学・宇宙物理学専攻)、◇大山雄一氏(高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所)、◇三浦真氏(東京大学宇宙線研究所)、◇鈴木州氏(神戸大学物理学科)の4人で、苗字のイニシャルをつなげて「NOMSグループ」と呼ばれている。

 覚書によると、NOMSグループはベトナムニュートリノ物理グループの活動についてコンサルティングを行い、IFIRSEの人材育成を支援する。また、ニュートリノ物理グループのメンバーに対し、日本での研究施設利用に便宜を図る。

 ベトナムニュートリノ物理グループのグループ長は中家剛教授が、副長はIFIRSEのグエン・ティ・ホン・バン教授が担う。メンバーにはNOMSグループの3人の教授とカオ・バン・ソン博士(KEK)、レ・フオック・チュン教授(米タフツ大学)の5人が含まれる。
  

[Thanh nien,01:37 PM - 17/07/2017,O]
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