[社会]
ホーチミン:「ボーチャンチー通り」誕生、市の発展に貢献した90年代の元トップの名
2017/05/25 15:19 JST更新
(C)Phap luat TPHCM,Le Thoa |
ホーチミン市ビンチャイン郡タンキエン村で22日、ホーチミン市~チュンルオン間高速道路の連絡道路を「ボーチャンチー通り」と命名する式典が催された。式典には、チュオン・タン・サン元国家主席、レ・タイン・ハイ元ホーチミン市共産党委員会書記、故ボー・チャン・チー氏(1927年5月22日~2011年11月16日)の夫人フイン・ティ・トーさんらが参列した。
この道路はビンタン区タンタオ交差点からビンチャイン郡チョデム交差点までの全長9.6km、幅22.2m、6車線の道路で、ホーチミン市とメコンデルタ地方を結ぶ重要な道路と位置付けられている。ボー・チャン・チー氏の誕生日に合わせて22日に命名式が行われた。
ボー・チャン・チー氏は、メコンデルタ地方ロンアン省の革命一家に生まれ、フランス植民地戦争やベトナム戦争に従軍した。1986~1996年にホーチミン市共産党委員会書記を務め、1991~1996年には共産党政治局員を兼務した。ドイモイ(刷新)政策の実施に尽力し、ホーチミン市の発展に多大なる貢献があった。
主な業績としては、現在のホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)の前身であるホーチミン市売買合作社の存在維持、国内初の輸出加工区(タントゥアン輸出加工区)の設立、南ニャーベー~北ビンチャイン間道路の建設、フーミンフン新都市区の開発、ヒエップフオック港工業都市の開発などがある。
[VOV,12:06, 22/05/2017,O]
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