寝台バスと逆走トラックが国道で正面衝突、49人死傷 [社会]

　南中部高原地方ザライ省チューセー郡を通過する国道14号線で7日午前5時頃、長距離寝台バスとトラックが衝突し、13人が死亡、36人が重軽傷を負う事故が発生した。　目撃者によると、肥料を載せたトラックが猛スピードで対向車線を逆走し、東南部地方ビンフオック省から紅河デルタ地方ナムディン省に向かって走行していた長距離寝台バスと正面衝突したという。長距離寝台バスには運転手と乗客合わせて43人が乗っていた。　この事故で、寝台バスの前部が大破し、運転手と乗客の計11人が即死した。トラックは横転し、運転手は重傷を負った。トラックのブラックボックスを検査したところ、トラックは事故発生直前に時速105kmで走行していたことが分かった。　負傷者は地元住民に救出され、病院に救急搬送されて治療を受けている。重傷を負った2人は病院で死亡し、現場で即死した11人と合わせて8日時点で13人の死亡が確認されている。トラックの運転手は危篤状態にあり、引き続き集中治療を受けている。

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