バイク用ヘルメットの生産販売条件を規定した政令、7月に施行 [社会]

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　バイク用ヘルメットの生産と販売を行う企業の条件を規定した政令第87号/2016/ND-CPが、7月1日に施行される。基準を満たしていないヘルメットの生産・販売業者は処罰を受けることになる。　政令は、ヘルメットを生産できる企業の条件として◇法律に従って設立された企業であること、◇品質マネジメントシステムISO9001またはベトナム国家規格TCVN ISO9001の要求を満たす品質管理システムを有すること、◇科学技術部門の中等学校または短大を卒業した技術者1人以上と12か月以上の労働契約を結んでいること、◇生産施設に明確で具体的な住所があり、生産・品質検査設備の設置に十分な面積を有すること、の4つを規定している。　また、ヘルメットを販売できる企業の条件としては◇法律に従って設立された企業及び家族経営であること、◇代理店・販売店に明確で具体的な住所があり、バイク用ヘルメットの代理店・販売店であることを明記した看板を店の外の見やすい場所に掲げていること、の2つを規定。ヘルメットの輸入業者についても、2つの条件を規定している。　国家交通安全委員会は、全国で販売されているヘルメットの約40％は基準を満たしていない低品質ヘルメットだとし、消費者に対しこうしたヘルメットの生産・販売業者を発見した場合は当局に通報するよう呼び掛けている。

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