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[社会]

ダナン市人民評議会本部の用地に歴史博物館を建設へ、中国総領事館は設置せず

2017/01/03 16:32 JST更新

(C) Nguoi Lao Dong
(C) Nguoi Lao Dong
 南中部沿岸地方ダナン市共産党常務委員会は27日、同市人民協議会本部が建つバクダン(Bach Dang)通り42番地の用地をダナン歴史博物館の建設に充てることを決定し、市民から歓喜の声が上がっている。  バクダン通りの42番地と46番地は市内で最も美しいと称される古いフランス様式の建造物が隣接している。しかし、一時は42番地に中国総領事館が建設されるとの噂が流れたこともあり、同地に歴史博物館を建設することは文化価値の保存にとって意義ある決定だと安堵する市民も多いという。  同市文化スポーツ局や同市人民評議会は現在、これまで以上に同市の歴史や文化の保存を重要視しており、博物館建設のためのディエンハイ城跡区域の立ち退きや文化会館建設準備、チャム彫刻博物館の改善、美術館のオープンなどを進めている。  同市文化スポーツ局によると、ダナン歴史博物館の建設は人民評議会本部の移転先が決まり次第展開される見通しとのこと。現在、同市チャンフー(Tran Phu)通りにあるダナン博物館は老朽化が進んでいることから、今後はディエンハイ城や抗仏時代に関連する歴史的資料のみを展示する予定。  

[H.Dung, Nguoi Lao Dong, 28/12/2016 08:59, T]
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