[社会]
北中部の豪雨被害、全国で募金活動が活発化
2016/10/21 17:20 JST更新
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北中部地方ゲアン省、ハティン省、クアンビン省、クアンチ省、トゥアティエン・フエ省の一帯で数日間にわたり続いた豪雨で鉄砲水などの被害が多数発生したことを受けて、影響を受けている地元住民向けの募金活動が全国で積極的に行われている。
共産党中央官房、国家主席官房、政府官房をはじめとする各国家機関は、公務員1人につき1日分の給与を寄付する形で募金を行っている。自然災害防止中央指導部によると、17日に全国の国家機関から206億VND(約9600万円)を調達したという。
芸能界でも募金活動が活発化している。人気司会者のファン・アイン(Phan Anh)さんは16日、5億VND(約233万円)を寄付すると共に、寄付金を呼びかけ、わずか2日間で100億VND(約4700万円)を調達した。ファン・アインさんは、集まった寄付金で、影響を受けている3つの村の住民約3000世帯に消費財や浄水処理粉末、現金などを贈るという。
ベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)は、支援物資を無料で空輸することを明らかにした。支援物資はVNA及び格安航空会社ジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific)、VNA子会社のベトナムエアサービス有限会社(VASCO)の3社のフライトで、ハノイ市及びホーチミン市からゲアン省、ハティン省、クアンビン省、クアンチ省の4省に優先的に輸送される。
[QDND等, 01:51 (GMT+7) 19/10/2016, A]
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