[社会]
ホーチミン:路地の「長すぎる住所」に新たな番地、住民から喜びの声
2016/09/16 16:30 JST更新
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ホーチミン市ビンタン区人民委員会は13日、アンラック街区ブイトゥートアン(Bui Tu Toan)通り36番地の路地内にある
長く複雑な番地の民家約120軒に、新しい番地を付けたことを明らかにした。
新しい番地が付けられたのは、1本の通りとして新たに認められた「2D通り」周辺の各民家。同市建設局のガイダンスでは、幅が狭く1本の通りとして認められない路地にある各民家の住所は、「36/45/32/49/13/22」のように数字を重ねて番地を付けることになっている。同街区には、数字がずらりと並んだ番地の民家がほかにも200軒近くあるが、周辺に1本の通りとして新たに認められる通りがなければ、新しい番地を付けることができない状況だ。
今回、自宅の番地が「36/45/32/49/13/22」から「2/31/35」に短縮されたチャウ・ミー・ホンさんは、「友人などが家を訪ねてくる場合でも、これまでのように表通りまで迎えに出て行く必要がなくなった」と喜びを語った。
なお、「36/45/32/49/13/22」は、「36番地のところにある路地の中の45番の家のところにある路地へ入り、また32番の家のところにある路地へ入り、更に49番の家のところにある路地へ入り、また更に13番の家のところにある路地へ入った22番の家」ということを意味する。
ベトナムの住所については、
ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「
ベトナムの住所の見方(前編)~住所にまつわる豆知識~」及び「
ベトナムの住所の見方(後編)~ホーチミンの番地ルール~」を参照。
[VNExpress, 12:17 (GMT+7) 13/9/2016, A]
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