イエンバイ省：省党委書記らトップ2人が射殺、容疑者も自殺 [社会]

　西北部地方イエンバイ省共産党委員会庁舎で18日午前7時45分頃、同省党委書記及び人民評議会議長の2人が拳銃で相次ぎ射殺される事件が発生した。2人を殺害したのは農業農村開発省森林警備隊イエンバイ省森林警備支局長のドー・クオン・ミン容疑者(男・53歳)。ミン容疑者は2人を撃った後、頭を撃って自殺した。　殺害されたのは、ファム・ズイ・クオン党委書記(男性・58歳)及びゴ・ゴック・トゥアン人民評議会議長(男性・52歳)の2人。クオン書記及びトゥアン議長は、同日に開幕予定だった同省人民評議会定例会議の準備のため、朝早く庁舎に到着していた。ミン容疑者は会議の直前、まずクオン書記を、続けてトゥアン議長をそれぞれの事務室で射殺した。　2人は頭部や腹部、胸部など数か所を撃たれて、病院に救急搬送される途中で死亡が確認された。トゥアン議長を殺害した後、ミン容疑者はそのまま同じ拳銃で自身の頭を撃って自殺した。同容疑者はすぐに病院に救急搬送され集中治療を受けたが、数時間後に死亡が確認された。　グエン・スアン・フック首相は現場を訪れて指導にあたり、公安省も事件の原因を究明すべく捜査員を派遣して捜査を急いでいる。殺害の動機などはまだ明らかになっていない。

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