[社会]
旧暦1月10日は「富の神様の日」、宝飾店にベトナム人が殺到
2016/02/18 05:05 JST更新
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テト(旧正月)が明けた旧暦1月10日は「富の神様の日(ngay Via Than Tai)」で、この日に当たる新暦2月17日は、多くのベトナム人がゴールド(金)を買い求めて宝飾店に殺到した。ハノイ市やホーチミン市では、早朝から宝飾店の前に多くの人々が集まり、開店を待つ姿が見られた。
サイゴンジュエリー(SJC)、
フーニュアン・ジュエリー[PNJ](Phu Nhuan Jewelry)、ドジ(Doji)、フークイ・ジュエリー(Phu Quy Jewelery)、バオティンミンチャウ(Bao Tin Minh Chau)など、ゴールドを扱う各企業は揃って複数の新商品を発表し、生産量も増やしている。PNJは、前年の2倍に当たる10万点の商品を販売するという。
目玉商品として、十二支をそれぞれ刻印したものやゴールドのコイン、ペンダント、富の神様を刻印した金の延べ棒などが挙げられる。2016年がサル年であることから、サルを刻印したゴールドのコインもテト前から人気を博しているようだ。
「富の神様の日」は、ベトナム南部に住む中華系の人々の行事だが、近年はそれ以外の多くのベトナム人の間でも一般的になってきている。人々はこの日、幸運を呼び込むため、冥器に雷魚や豚の丸焼き、エビ、カニ、酒、果物などを捧げる。
[VNExpress等, 14:00 (GMT+7) 16/2/2016, A]
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