[社会]
米連邦最高裁判事、後任候補にベトナム出身女性
2016/02/17 06:39 JST更新
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米連邦最高裁判事のアントニン・スカリア氏が死去し、その後任人事の候補者4人のうちの1人として、ベトナム出身のジャクリーン・グエン氏(女性、50歳)の名が挙がっている。
グエン氏は1965年に南中部高原地方ラムドン省ダラット市で生まれ、10歳の時に家族と共に米国に移住した。米オクシデンタル大学英語学科とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ロースクールを卒業後、ミューシック・ピーラー&ガレット(Musick, Peeler & Garrett)法律事務所に勤務し、民事裁判を担当。検察局勤務を経て、2012年5月に連邦第9巡回区控訴裁判所の判事に就任した。
グエン氏以外の候補者には◇スリ・スリニバサン氏(48歳)、インド出身、◇ポール・ワットフォード氏(48歳)、アフリカ出身、◇ジェーン・ケリー氏(51歳)の3人が挙げられている。
連邦最高裁の判事は9人で構成される。保守派のスカリア氏の死去により、保守派とリベラル派が4人ずつとなり、後任選びが注目されている。最高裁判事は、大統領が指名した後に上院の承認が必要となる。現在上院で多数を占めている共和党は、オバマ大統領の指名を受け入れない可能性が高いと見られている。
[VnExpress,14/2/2016 | 17:45 GMT+7,O]
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