カントー：「愛の南京錠」橋、バレンタインのデートで人気急上昇 [社会]

　メコンデルタ地方カントー市ニンキエウ区で6日、同市初となる観光用の歩行者専用橋が完成した。バレンタインデーの2月14日には、多くの若いカップルが2人の名前を刻んだ南京錠を欄干に取り付け、永遠の愛を誓う姿が見られた。　カイルオン運河に架かり、ニンキエウ埠頭とカイケー島(ハウ川の中洲島)を結ぶS字形のこの橋は、全長200m、幅7.2mで、投資総額は497億VND(約2億6200万円)。2015年1月に着工し、約1年を経て完成した。　ヨーロッパ諸国や台湾、日本など、世界中のカップルの間で、永遠の愛の象徴として南京錠をフェンスや橋の欄干などに取り付ける「愛の南京錠」が人気となっている中、南中部沿岸地方ダナン市にも「愛の桟橋」が建設され、カップルたちの名所となっている。　しかし、カントー市ニンキエウ区人民委員会のズオン・タン・ヒエン主席は、橋の美観を保つべく、テト(旧正月)後にも「愛の南京錠」を全て取り外す方針を明らかにしている。

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