[社会]
テト間近の空港で預け入れ荷物の盗難が続発、不特定多数が被害
2016/02/05 06:29 JST更新
(C) vov |
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テト(旧正月)が間近に迫る中、大都市の空港はベトナムへ帰国する越僑(在外ベトナム人)で溢れている。国の家族や友人への贈り物として高価な商品を持ち帰るケースも多いことから、こうした商品を狙った預け入れ荷物(受託手荷物)の盗難事件が多発している。
ハノイ市ノイバイ国際空港で1月27日、アエロフロート・ロシア航空(Aeroflot Russian Airlines)のモスクワ発Su290便で到着した多くの乗客が、預け入れ荷物の中から貴重品などを盗まれる被害に遭った。荷物は、何者かに刃物で切り裂かれたり、ロックを破壊されたりしていた。
同便が空港に到着したのは同日8時55分だったにも関わらず、乗客は荷物が届くまで3時間も待たされた。また、同便だけでなく、他の多くの便でも同様の被害が発生しているという。
今回のクレームを受けて、交通運輸省調査機関は、空港警備隊をはじめとする各関連部署に対して貨物運搬プロセスの検査と貨物運搬係の教育を強化すると共に、違反を発見した場合は厳格に処分するよう、同空港の社長に指導した。対策として、貨物運搬係の帽子に監視カメラを装着する案を早期に導入するよう求めている。
[VOV等, 12:00 (gmt+7), 04/02/2016, A]
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