北部で「謎の球体」また発見、年初から4つ目の宇宙ゴミ [社会]

　東北部地方トゥエンクアン省チエムホア郡ミンクアン村にある人工林で12日午後、重量約30kg、直径50cmの銀色の金属製の球体が発見された。この物体は、同省軍事指導部で保管されている。　当局は現場調査の結果、落下してから数日経っている形跡があるほか、2日にも同郡で類似の球体が爆音と共に地面に衝突していることから、いずれも同時に落下した可能性が高いと見ている。　なお、2日に同郡タンミー村に落下した球体は重量約50kg、直径80cm。また同日と翌3日、同省に隣接する西北部地方イエンバイ省チャンイエン郡タンドン村及びバンチャン郡アンルオン村でも、合わせて2つの球体が発見されている。今回を含めると、年初から4つの球体が同2省に落下したことになる。　これらの球体は、爆弾などではなく海外の宇宙機器用の燃料タンクということが確認されている。

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