ダナン：中国人がベトナム人名義で購入した土地137区画を摘発 [社会]

　南中部沿岸地方ダナン市で、中国人がベトナム人の名義を借りて土地を購入するケースが相次いでいるとの指摘を受けて、中国人の土地購入が横行しているグーハインソン区の当局は調査に乗り出し、ベトナム人71人が中国人に代わって土地137区画を購入していたことを発見した。　中国人がベトナム人の背後で購入した土地は、主に同区ボーグエンザップ通りにある第5軍区の空軍基地ヌオックマン空港付近と、中国系企業の運営する高級リゾート・カジノ「シルバー・ショアーズ(Silver Shores)」付近の沿岸地域に集中している。　ホースアンフオン通りやボーグエンザップ通りなど沿岸地域の通りには、中国語の看板を掲げた店舗がずらりと並び、まるでチャイナタウンのようになっている。2015年年初から現在までに同区を訪れた外国人の数は12万9000人、このうち中国人が6万5000人と半分を占めている。　中国人が観光ビザで入国し、不法就労など資格外活動を行うケースも多いため、同区は不法滞在者の摘発・処分に注力している。

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