[社会]
建築土木デザイン国際学生コンペで越の2チームが審査員特別賞受賞
2015/12/08 13:26 JST更新
(C) vnexpress, UTC-DIANチームの学生 |
先進の建築土木デザインをクラウドで競う国際学生コンペ「第5回学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド(The 5th Student BIM & VR Design Contest on Cloud Services)」で、ハノイ市交通運輸大学の2チームがそれぞれ審査員特別賞を受賞した。
今回のコンテストのテーマは「台湾基隆駅前再開発」。各国・地域の学生らは、BIM(Building Information Modeling=ビルディング・インフォメーション・モデリング)及びCIM(Construction Information Modeling=コンストラクション・インフォメーション・モデリング)、VR(Virtual Reality=仮想現実)を活用して、台湾基隆駅前再開発のデザインを競った。
エントリー総数は79チーム、うち48チーム(日本11、海外37)が予選を通過し、更に11作品(日本4、海外7)が本選にノミネートされた。11月19日、東京都品川区の品川インターシティホールでの最終公開審査を経て、ワールドカップ賞1作品、優秀賞1作品及び審査員特別賞5作品が決定した。
ベトナムからは、ハノイ市交通運輸大学の「UTC-DIAN」チームと「INED-UTC」チームがそれぞれ審査員特別賞を受賞した。このほか、 日本の法政大学及び芝浦工業大学の2チーム、中国の北京建築工程学院の1チームも同賞を受賞した。
「UTC-DIAN」チームは「New Keelung Arterial Plan」と題して「魅力的な未来の基隆駅エリア」を提案。「INED-UTC」チームは「GREEN FLOW - REDEVELOPMENT FOR THE SUSTAINABLE APPEARANCE」と題して、サステイナブルで再生可能な街の再開発をコンセプトにし、高評価を得た。
ワールドカップ賞は台湾の国立政治大学の「Penta-Planning」チームによる作品「Keelung Go!」。また、優秀賞は日本の金沢大学の「UPL-2015」チームによる作品「Livelihood, Lift, Life----Redevelopment of Keelung Station Area in Taiwan」だった。
今回受賞した学生らには、賞金やカップ、賞状のほか、交通の新設計に関する国際会議に参加する機会や、東京や富士山などの日本の名所を訪れる機会が与えられる。
[VnExpress, 12:58 (GMT+7) 3/12/2015, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。