[社会]
ハンバン運河掘り起こし案件の第3期、400世帯立ち退き
2015/11/23 13:48 JST更新
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ホーチミン市6区人民委員会はこのほど、同市人民委員会に対し、ハンバン運河の掘り起こし案件の第3期を承認するよう求めた。第3期では1兆2000億VND(約66億円)を投じて約400世帯を立ち退かせる予定だ。
ハンバン運河は6区のローゴム運河から5区のバントゥオン運河までを結ぶ全長約1400mの運河で、15年前に重大な水質汚染が発生したことから地下水路化され、3m幅の生活道路となった。しかし、環境汚染の改善や浸水の防止などを目的として、この運河を掘り起こして元の運河に戻す案件が実施されている。
同案件は、2015年から3期に分けて実施され、2020年までに完成する予定。現在、第1期(ローゴム運河~ビンティエン通り区間)及び第2期(ファムディンホー通り~バントゥオン運河区間)の工事が進められている。第3期(ビンティエン通り~ファムディンホー通り区間)の着工時期は未定。
今回の案件では、ハンバン運河をかつての11m幅に戻し、両岸に街路樹を植える計画だ。総経費は2兆VND(約109億円)の見通しで、案件の実施に伴い約950世帯が立ち退くことになる。
[VNExpress, 00:00 (GMT+7) 20/11/2015, A ]
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