[社会]
フォンニャ・ケバン国立公園、新たに2つの評価基準で自然遺産登録
2015/07/07 05:35 JST更新
(C) vnexpress |
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会はこのほど、ドイツのボンで開いた会合で、北中部クアンビン省にあるフォンニャ・ケバン国立公園について、新たに2つの評価基準での自然遺産登録を認定した。
それによると、フォンニャ・ケバン国立公園は、「生態系」と「生物多様性」の評価基準を満たすと認定された。同国立公園は、2003年に「地形・地質」の評価基準で自然遺産登録されており、今回、新たに2つの評価基準が認められたことで、4つの評価基準のうち3つを満たすアジアで初めての国立公園となった。
また、世界遺産委員会は今回の会合で、同国立公園の面積を現在の約8万6000haから約12万3000haに拡張することを承認した。
同国立公園には、4億年前から形成されたアジア最古のカルスト地形が残っており、大小300余りの洞窟が存在している。特に、美しい鍾乳洞を持つことで世界的に有名だ。同国立公園には、絶滅が危惧されている動植物も多く生息している。
[Hoang Tao Vnexpress 4/7/2015 | 08:13 GMT+7U]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。