[社会]
ホーチミン:ごみ処理場を閉鎖へ、環境汚染が深刻化
2014/10/23 16:47 JST更新
(C) giaothongvantai |
ホーチミン市人民委員会はこのほど、環境衛生を確保し、廃棄物処理の需要を満たす目的で、同市クチ郡にあるフオックヒエップごみ処理場を閉鎖する決定を下した。それによると、同ごみ処理場で処理されているごみは同市ビンチャイン郡のダーフオックごみ処理場へ移されるという。
フオックヒエップごみ処理場を閉鎖する理由として、同ごみ処理場が周辺地域の環境汚染を引き起こしていることが挙げられている。同ごみ処理場では、1日当たり2000tのごみを受け入れ、処理している。
一方、ダーフオックごみ処理場のごみ処理能力は1日当たり3000tだが、フオックヒエップごみ処理場からのごみを受け入れると、1日に5000tも処理しなければならなくなる。
これから、フオックヒエップごみ処理場からダーフオックごみ処理場へごみを移送する作業が開始される。この作業は3期に分けて実施され、2015年3月末までに完了する見込みだ。
なお、同市人民委員会によると、ダーフオックごみ処理場へ大量のごみを移送するにあたり、フオックヒエップ~ダーフオック間の道路を拡張する予定だという。
[Do Loan, Baomoi, 09:15(GMT+7) 21/10/2014, A]
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