ホーチミン：遠隔監視カメラによりバイク泥棒を現行犯逮捕 [社会]

　ホーチミン市ニャーベー郡フック・キエン村で28日午前11時ごろ、バイクを盗んだ青年2人が同村警察の遠隔監視カメラにより発見され、うち1人が現行犯逮捕された。　同村警察が遠隔監視カメラの映像を確認していたところ、A・C大学村にある寮の前で不審な行動をしていた青年2人を発見し、すぐに寮の管理人や地元の民間防衛隊に通報した。1人がバイクを盗もうとした瞬間、大家が出て行き捕まえようとするも容疑者は逃走。しかし逃げる途中で1人は周辺住民に取り押さえられた。　逮捕されたのは、8区に住むレ・ホアン・ブー容疑者(男・32歳)。彼は麻薬中毒者で、過去にも麻薬密売の罪で9年の禁固刑を受けたことのある前科者だった。現在、残る1人の容疑者は逃走中で、警察が行方を追っている。　同村は4月、村内各所に遠隔監視カメラを設置した。これにより多数の路上犯罪の容疑者を発見し、逮捕につながっているという。同市内では現在、市民の安全を確保すべく、多数の地区で監視カメラの設置が進められている。

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