第46回国際化学五輪、ベトナムの女子高校生2人が金メダル獲得 [社会]

　ハノイ市で7月21日から28日にかけて開催された「第46回国際化学オリンピック（IChO 2014）」で、ベトナム代表として参加した高校生4人が金メダル2つ、銀メダル2つを獲得した。　金メダルを獲得したのは、ハノイアムステルダム高校化学科3年の女子高校生、◇ファム・ガン・ザンさんと◇ファム・マイ・フオンさんの2人。フオンさんは、シンガポールとウクライナの高校生と並び、最高得点での金メダル獲得となった。　銀メダルは、◇ドアン・クオック・ホアイ・ナムさん（北中部トゥアティエン・フエ省国学高校）と◇ドー・ベト・フンさん（紅河デルタ地方ハイフォン市チャンフー高校）の2人。　28日にハノイ市ミーディン国家会議センター（Pham Hung St., Me Tri Hamlet, Tu Liem Dist., Ha Noi）で開かれた閉会式にはグエン・タン・ズン首相も出席し、未来の科学技術の発展を担う高校生らに対して賛辞を述べた。　今年の化学オリンピックには世界75の国と地域から291人が参加。授与されたメダルの総数は金メダル28個、銀メダル62個、銅メダル92個で、その他10人に奨励賞が授与された。　なお、日本代表として参加した4人のうち、金メダルを獲得したのは◇福永隼也さん（兵庫・白陵高校3年）。銀メダルは◇正田浩一朗さん（同）、◇森田峻平さん（東京・筑波大付属駒場高校3年）、銅メダルは◇林杏果さん（東京・豊島岡女子学園高校3年）。

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