[社会]
「ホアンサ展示館」デザインコンペで日本企業の案選定
2014/05/01 12:17 JST更新
(C)Tuoi tre、選定されたデザイン案 |
南中部沿岸地方ダナン市ホアンサ郡人民委員会のダン・コン・グー主席は28日、ダナン市の「ホアンサ展示館」のデザインコンペで、日本のライト(Wright)建築社のミナカミ・フミノリ氏グループの案が選定されたと発表した。
ホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)はベトナムが領有権を主張しているが、中国が1974年に当時のベトナム共和国(南ベトナム)軍を排除・占領して以来、実効支配を続けている。
選定されたデザイン案には「ベトナムの国土主権の印」という題が付けられている。ライト建築社の代表によると「2つの建築物の結合はホアンサ諸島と本土が一つであることの象徴」だという。2つの建屋の間には、同諸島の領有権がベトナムにあることを示す標石のレプリカが展示される。
グー主席によると、ホアンサ展示館のデザインコンペは、募集開始から1か月で43件の応募があり、いずれもホアンサ諸島への思いと愛国心にあふれる作品だったという。ホアンサ展示館は、ダナン市ソンチャー区の海岸沿いにある面積約700平方メートルの土地に建設する予定だ。
[Tuoi tre onlin,29/04/2014 02:31 (GMT + 7),O]
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