ハティン省：住民数百人が墓地建設計画に抗議、警察と衝突 [社会]

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　北中部ハティン省タックハー郡バクソン村では、地元住民数百人が村当局の複数の幹部職員の家を取り囲んで石を投げ込んだり、バイクに火を付けて燃やしたりといった事態となっている。　住民らはこのところ、村の墓地建設計画に反対を表明し抗議行動を行っていた。警察当局が10日午後、治安を乱した疑いで主導者の男性(30歳)を逮捕しようとしたところ、数百人の住民が大声を上げて警察を非難、一部の住民が警察官4人を拘束して暴行した。　警察は4人を救出しようと数百人の応援部隊を派遣。住民らは石やレンガを投げるなどして抵抗、警察官9人が負傷した。さらに同日午後8時頃、住民らは村の警察署長や共産党委員会書記など幹部の自宅に向かい、石を投げ込むなどした。警察署長宅ではバイクが燃やされた。またバクソン村人民委員会の庁舎が住民らに襲われ、施設やバイクが破壊された。　同村警察のグエン・カック・ソン署長は13日、自分にはもはや村の秩序を守ることができないとして辞職願いを提出した。ソン署長によると、自分自身や家族は「殺してやる」との脅迫を受けていたという。

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