ベトナム兵のヘルメットが46年ぶりに米国から帰還 [社会]

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　1月14日、ベトナム戦争で犠牲となったベトナム兵の遺品であるヘルメットが46年ぶりに米国から帰還した。　このヘルメットは、ベトナム兵ブイ・ズック・フン氏の遺品で、米軍に従軍していたジョン・ウェスト氏が1968年に偵察活動を行っている際に発見し、米国に持ち帰ったもの。その後40年以上経って、このヘルメットを持ち主の家族に返すことを決意した。　ヘルメットは14日、元米兵の男性らによって、持ち主の家族が住む東北部フート省タムノン郡フオンノン村に運ばれた。拾い主のウェスト氏は今回ベトナムを訪問しなかったが、持ち主の家族宛に手紙をしたためており、「ブイ・ズック・フン氏の眠るベトナムの地にヘルメットを返す時が来ました。悲惨な戦争の末に訪れたこの平和が続くよう祈ります」とコメントしている。　なお、ベトナム戦争烈士（戦死した軍人・従軍者）ブイ・ズック・フン氏の遺骨は、半世紀近くが過ぎた現在もまだ見つかっていない。

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