[社会]
バーのトイレでマッサージ、客のチップで暮らす男性
2013/11/22 11:32 JST更新
(C)Zing news |
マッサージと言えば、清潔な部屋のベッドに横たわって受けるものと誰もが思うだろう。しかし、トイレで待ち受けてマッサージサービスをして、そのチップで暮らしている男性がいる。19日付Zingニュースが報じた。
タンさんは外国の映画でそういう商売をしている人を見て、自分もしてみようと思い立ち、ハノイ市のチャーカー通りにあるバーで働く許しを得た。タンさんの仕事ぶりを見てみよう。客がトイレに入ると、タンさんは黙って笑みを浮かべながらおしぼりを持って近づき、客の肩や首をもみ、背中を叩いた。客は気持ち良かったと言って、トイレを出る時に5万ドン(約238円)をタンさんに渡した。
タンさんの収入は1か月で約1000万ドン(約4万7600円)になる。決して少なくない額だ。ただ、毎月収入の何%かを店のオーナーに支払い、毎晩閉店した後に1時間近くかけてトイレの掃除をしなければならない。
客の中にはマッサージしてもチップをくれない人もいるが、気にしない。余計なことをするなと怒鳴られることもある。そんな時でも最後までサービスして、チップをねだることはしない。この仕事を始めた当初は、酔った客に顔を殴られて1か月近く休むはめになったこともあった。また、男性同性愛者と勘違いされたこともあった。それからは相手の様子をよく観察してから近づくようになったという。
[Zing news,10:04 19/11/2013,O]
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