[社会]
オンラインゲーム依存症の若者を武術で治療する学校
2012/12/21 07:19 JST更新
(C)Lao dong,Thanh Thu |
若者達、特に高校生の間でオンラインゲーム依存症が深刻化している。ある専門家によると、2008年には約150万人だったゲーム参加者が2011年には1100万人に急増し、多くの人がゲームで生活費を稼いだり賭博の対象にしたりしているという。19日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
紅河デルタ地方バクニン省トゥーソン町のベトナム武術発展研究所には全寮制の学校があり、ゲーム依存症の若者を全国から積極的に受け入れている。同研究所の治療専門家によると、この学校で効果的な治療法はスポーツで、特に武術は効果が高いという。体を動かし友人らと接触することが、依存を弱め健康を取り戻す助けになるとしている。
全寮制の学校での生活は軍隊式で規律正しい。ここでゲーム依存症から抜け出し、スポーツや学業で頭角を現した者も少なくない。同研究所では依存症の子供のいる家族の相談に無料で応じている。ファム・クアン・ロン所長は「小学生や中学生でもゲーム依存症の兆候があるなら、早目に相談して欲しい」と話している。
[Lao dong online,19/12/2012 06:12,O ]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。