イタリア沖で豪華客船座礁、ベトナム人乗員3人を救助 [社会]

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　在イタリアベトナム大使館は18日、イタリア中部ジリオ島沖で乗客乗員約4200人を乗せた豪華客船「コスタ・コンコルディア」が座礁沈没した事故で、ベトナム人の乗員3名が救助されたと発表した。18日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。　救助されたのは、◇ホーチミン市在住のマイ・ティ・フオン・ティさん(女性)、◇同市在住のチュオン・ディン・ズイさん(男性)、◇メコンデルタ地方キエンザン省在住のザン・オアン・ジさん(男性)の3名。3名は同船で客室清掃員として働いていた。　同大使館によると、コスタ・コンコルディア旅行会社は、被害者3名に対して、賠償金、未払い給料、帰国費用の支払いなどを約束したという。　この事故は13日夜、スケッティーノ船長がジリオ島に船を接近させすぎて岩礁にぶつけ、浸水の末に座礁したもの。なお、乗り合わせた日本人乗客43名は無事が確認されている。

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