VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

労働法改正案、テト休みの延長に多くが賛成

2011/11/01 13:18 JST更新

 労働法改正案が国会で議論されており、多くの国会議員が旧正月(テト)期間の休日を1日増やし土日を含め1週間の休みとする事に賛意を示している。この問題について、ベトナム労働安全衛生協会のグエン・アン・ルオン会長に話を聞いた。31日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。 ――テト休みの問題についてどう評価していますか。  故郷を離れて仕事をしている人にとって、公休日が現在のように4日では行き帰りだけで終わってしまう。テト明けで仕事に戻っても、数日でまた休みになる。これでは労働効率が上がらないし、多くの労働者も休みを取って休暇期間を1週間にするだろう。 ――休みを1日増やすだけでなくもっと増やす事はできませんか。他の国に比べてどうですか。  それぞれの国で公休日の日数を規定している。ベトナムでは1年間に9日間の祝日があり、テト休みが1日増えるとすれば10日間になる。問題は、祝日と平日を明確に区別しなければならない事だ。現在、公務員に1日8時間の労働時間をきちんと守っていない現象がみられる。テト休みが終わったら全力で仕事にあたるべきだが、休みボケが抜けない者、勤務時間内に遊びに出掛ける者がいて、仕事に支障が出ているのが現状だ。現時点で、これ以上休みを増やすことは考えていない。 

[Tien phong online, 11:54 | 31/10/2011, O]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる