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[社会]

ホーチミン:カラオケ営業は無許可の方が儲かる

2011/07/09 08:27 JST更新

 ホーチミン市ではこの数年、カラオケ店の新たな開店が制限されており、営業許可のある店は468店舗に限られている。しかし無許可で営業するカラオケ店は後を絶たず、営業許可証も2億~3億ドン(約80万~120万円)で取引されている。5日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。  正規のカラオケ店では、付加価値税、営業許可税、法人所得税の他に、特別消費税(売上高の30%)を支払うことが義務付けられている。しかし制裁規則が甘いため、許可なしで営業して罰金を支払う方が、正規営業で特別消費税を納めるより儲かるという。カラオケ店の1日当たりの平均売上高は約3000万ドン(約12万円)。一方、無許可のカラオケ営業に対する罰金は500万~1000万ドン(約2万~4万円)、許可証の内容と異なる営業行為に対する罰金は150万~500万ドン(約6000~2万円)に過ぎない。  市内の星付きホテルは、宿泊客のためにカラオケルームを設置することは認められているが、営業には当局の許可が必要だ。法律上では監督当局に登録すれば良いことになっているが、市当局は新たな許可を認めていない。そのため、営業許可証の取引需要が生まれている。  

[Nguoi lao dong online, 05/07/2011 22:53, O]
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