ホーチミン市：生活排水処理施設7カ所を建設へ [社会]

　ホーチミン市資源環境局によると、同市は2015年までに生活排水処理施設7カ所を建設する計画だ。施設1カ所に付き約1兆3000億ドン（約63億7000万円）の資金が必要と試算されている。　現在同市では、ホーチミン市東西大通り・水環境改善プロジェクトの一環としてビンチャイン郡に建設されたビンフン排水処理場が稼働しており、1日当たり14万1000立方メートルの排水を処理している、また、タムルオン・ベンカット・バムトゥアット運河排水処理場の建設が準備中だ。　しかし、日本の国際協力機構（JICA）の支援により策定された同市排水マスタープランによると、市内で発生するすべての生活排水を処理するには全部で9カ所の排水処理施設が必要だとされる。現在未処理のまま運河などに排出される生活排水の量は1日当たり120万立方メートル以上に上っている。

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