印刷する | ウィンドウを閉じる |
公安省は7日、格安航空ジェットスター・パシフィック(JPA)のルオン・ホアイ・ナム元社長を逮捕した。JPAの社長在任中に同社に重大な損害を与えた管理責任を問うためで、公安省は同日ハノイ市とホーチミン市のナム容疑者宅を家宅捜索し大量の関連資料を押収した。 同社の筆頭株主である国家資本投資経営総公社(SCIC)の報告によると、JPAは2008年に5460億ドン(約27億円)の赤字を出し同年末時点の累積赤字は1兆1370億ドン(約57億円)に達している。また、2008年に航空燃料のヘッジ契約を結んだことにより巨額の損失を会社に与えた。この契約は2人のオーストラリア人副社長により会社の決議に反した手続きで行われ、2008年7月から2009年5月までの間に約3100万米ドル(約29億円)の赤字を出した。しかしこうした赤字経営が続いているにもかかわらず、JPAは幹部社員に高額の給与を支払い続けていた。 ナム容疑者は2004年6月から2009年11月までJPAの社長を務めた。その前の11年間はベトナム航空で計画・市場課長を務めていた。
[Lao dong, Thoi su, 8/1/2010]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。
印刷する | ウィンドウを閉じる |